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子供はどこで勉強させていますか?
子供をどこで勉強させたらいいのか?
この悩みについては、多くのところで論議がされています。
教育雑誌や、専門サイトなどでも、いつも取り上げられる課題です。
昔、マイフォームがまだ夢の一部であった時は、「家を買ったら子供にも個室を!落ち着いた環境で勉強させたい」という考えが主流でした。
しかし、近年になり、その考えは少し変化を見せてきました。
「勉強はリビングで親の目の届くところで!」という考えの親や、専門家が増えてきたのです。
あなたのご家庭では、どうでしょうか?勉強部屋派?それともリビング派?
おすすめはリビング
私の経験上、子供が小学生のうちは「リビング」で勉強させることがいいと考えています。
子供を進んで勉強をする子にするためには、親のしつけが必須です。よほどの子供ではない限り、親が何もしなくても進んで勉強をする子になることはまずないでしょう。
子供が小学生のうちは(特に低学年)、親と共に勉強をすることが大切なのです。
同じ時間を共有することが大切なのです。
できることなら、そばに座って、一緒に時間を共有することが望ましいでしょう。
そして、わからないことをさりげなく教えたり、きちんとできた場合はその場でほめたり、子供の今の学習レベルを確かめたり、これを行うべきなのです。
かしこまった環境はいりません。「普通に日常の一環として、当たり前のように一緒に勉強をする時間を作る」これが、家庭学習の習慣を作る第一歩だと考えます。
ですので、子供の勉強部屋はリビングをおすすめします。
ここには気をつけて!
「リビングで勉強をさせると、テレビを見たりして、集中できないのでは?」
という話も聞きます。
しかし、これはテレビをつけているのが間違い。
子供の勉強中はもちろん、親もテレビは見てはいけません。
消してあるテレビを子供がつけるという場合は、もちろんしっかり叱ってあげてください。
そうです、子供が勉強を頑張っているのですから、親も我慢が必要なんです。
親はテレビを見ている…子供は勉強している…この図式は当たり前ですが子供のやる気をなくします。
とはいうものの、子供の勉強にずっと付き合うのは、正直かなり面倒なものです。親にとってもストレスになるかもしれません。
そんな時は、親も何か勉強…もしくは趣味の学習にあててはどうでしょうか?これ、実はすごく重要です。
子供は、「大人はいいなあ…勉強がなくって…」と思っています。
これは大人が勉強をしてるのを見ていないから。「どうして自分ばっかり勉強しろって言われるんだろう…」そう思ったりもしています。
ですので、親も一緒にそこで何か勉強をする姿を見せることによって、「大人も子供も勉強するのは当たり前なんだ」という気持ちが自然に身に付くのです。
親の勉強はなんでもかまいません。勉強のように見える趣味でもいいのです。(小学生のうちはなんでも勉強してるように見えますので)ぜひ、大人も一緒に、学ぶ環境作りをしてみてください。
ただし、子供自身に「しっかり勉強はしなくてはいけないものだ」という気持ちが出来上がったのちは、自分の勉強部屋で勉強させてあげるといいでしょう。
やる気さえあれば、自分の部屋の方が集中できるのは当たり前です。
受験の時などは、机で勉強をしないとなかなかはかどりません。
だからこそ、小学生のうちが重要なのです。
子供がしっかり自分から勉強をする子になるには親のしつけ教育が重要なのです